ご挨拶
皆さん、こんにちは。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。当院は、人口約12,000人の沖永良部島にある病院です。1990年に開院し、2017年に現在の場所へ新築移転しました。島内唯一の病院として、沖永良部島の救急医療から急性期医療、慢性期医療、在宅医療まで幅広く対応しています。近年、常勤医師も増え、徳洲会グループ内外の先生方や他の医療スタッフの協力を得て、離島というハンディキャップを抱えながらも、多様化する医療ニーズに応えています。
地域医療には、大都市とは異なる独自の魅力があります。離島での医療は、患者さんとの距離が近く、コミュニティ全体が支え合うことが不可欠です。医師や看護師だけでなく、患者さんの家族や地域の皆さんとも深くつながりながら、チーム一丸となって取り組んでいます。この島に住む方々にとって、私たちの医療は単なる治療にとどまらず、日常生活や未来の安心を支える大切な存在であることを目指しています。沖永良部徳洲会病院は、「生命だけは平等だ」という理念のもと、今後も地域医療機関や自治体と連携し、島民の皆様の健康のために全力を尽くしてまいります。
沖永良部徳洲会病院 院長 藤崎 秀明